ビットコインの終わりの日という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
ビットコインの終わりの日とは、2140年以降のビットコインが新規発行されなくなる日のことです。

なぜ、ビットコインの新規発行がされなくなると、ビットコインの終わりの日を迎えるのかというと、
取引手数料が急騰し、セキュリティが脆弱になる恐れがあるからです。

そうなると、ビットコインは通貨として機能しなくなってしまいます。
この記事では、さらに詳しくビットコインの終わりの日に対する解説とその対策やよくある質問について解説していきます。

この記事でわかること
  • ビットコインの終わりの日とは
  • ビットコインが終わりの日を迎えるとどうなる?
  • ビットコインが終わりの日を迎えるまでに実施しておくべき対策
  • ビットコインの終わりの日に関する仮想通貨トレーダーの声
  • ビットコインの終わりの日に関してよくある質問と回答

目次

ビットコインの終わりの日とは

ビットコインの終わりの日とは

「ビットコインは終わった」、このように語られる場合、価格による暴落によって売却した場合が多いです。
実際にビットコインは歴史的な暴落が何度も起こっています。

しかし、暴落が起こったとしても価格は回復し、ビットコインは結果的には現在まで終わらずに続いています。
理由は、ビットコインは価格暴落によって終わらないと考える投資家に買い支えられるからです。

ではビットコインは終わらないのかといわれるとそうでもありません。
ビットコインには明確な終わりの日があります。それが2140年以降と予想されているのです。

ビットコインの終わりの日とは
  • ビットコインの終わりの日は2140年頃と予想されている
  • ビットコインの終わりの日は価格が現在から暴落する日のことではない

ビットコインの終わりの日は2140年頃と予想されている

ビットコインの終わりの日は2140年頃と予想されています。
理由としては、ビットコインの新規発行が2140年ごろに停止するからです。

ビットコインは、総発行枚数が2,100万枚と予め決められており、2140年頃には確実に新規発行が停止します。

しかし、ビットコインの新規発行が停止すると、なぜ終わりの日になるのか、いったい何が問題なのか、多くの人にとって、
「発行が止まる」=「終わる」と言われてもピンとこないかもしれません。

なぜ、ビットコインの新規発行が止まると終わりの日が来るのかというと、ビットコインの取引処理やセキュリティの仕事をしている
ビットコインマイナーといわれる人たちの報酬が激減するからです。

ビットコインマイナーは新規発行のビットコインを報酬として受け取ることで、ビットコインの取引処理やセキュリティの仕事を引き受けています。
他に、トランザクション手数料も受け取っておりますが、ブロック報酬と呼ばれる新規ビットコインの報酬がなくなれば、収益は下がります。

結果、2140年以降はビットコインの取引処理やセキュリティの仕事をする人がいなくなり、
ビットコインが通貨として機能しなくなるということです。

取引処理もできずセキュリティも低い仮想通貨となるので、2140年以降ビットコイン終わりの日といわれているわけです。

ビットコインの終わりの日は価格が現在から暴落する日のことではない

ビットコインの終わりの日というと、価格が現在から暴落する日のことだと考えるかもしれませんがそうではありません。
ビットコインの価格が暴落したとしても、ビットコインが終わったことはないです。

実際にビットコインは、以下のような暴落を経験しておりますが、価格が回復しています。

  • Mt.Gox事件
  • 中国による全面取引禁止
  • テラショックやFTX崩壊

上記の出来事以外でも、ビットコインは暴落を経験しています。
しかし、ネットワークは停止せず、価格も回復したことから、価格が暴落してもビットコインが終わることはないと考える人は多いです。

とはいえ、ビットコインの価格の暴落とビットコインの終わりの日を結び付ける人もが多いのも事実で、暴落時にビットコインを売ってしまう人も多いです。
そういう人からすると、ビットコインの価格暴落はビットコインの終わりの日だと考えるかもしれません。

しかし、実際にはビットコインはこれまで数々の暴落を経験してきましたが、それで「終わった」ことは今までなかったわけです。
むしろ、「買い時」と考えてビットコインを買い支えるトレーダーも多いです。

今後も、価格が現在から暴落したことによってビットコインが終わる可能性は低いです。

COINNESS編集部
COINNESS編集部
ビットコインの今後の価格がどうなるか気になるという人は、ビットコインの今後は暴落?高騰?【2025年の価格予想と将来性】も読んでみてくださいね!

ビットコインが終わりの日を迎えるとどうなる?

ビットコインが終わりの日を迎えるとどうなる?

ビットコインの終わりの日を迎えると、新規のビットコインの供給が止まり、ビットコインマイナーのブロック報酬がなくなります。

そのため、ビットコインマイナーをやめてしまう人が続出すると予想されており、
それによってさまざまな弊害が起こると予想されているのです。

ビットコインが終わりの日を迎えるとどうなる?
  • 新しいビットコインは発行されず総供給量は固定されるのでインフレがゼロになる
  • 発行上限に到達するとビットコインマイナーの報酬が手数料だけになる
  • 希少性が高まることでビットコインの価格が上昇する可能性がある
  • 報酬低下でマイナーが減少しハッシュレートが下がるとセキュリティが脆弱になる
  • トランザクションの量が増えるタイミングは手数料が高騰する

新しいビットコインは発行されず総供給量は固定されるのでインフレがゼロになる

ビットコインが終わりの日を迎えると、新しいビットコインは発行されず、
総供給量は固定されるのでインフレがゼロになります。

ただし、ビットコインの価格が固定されるわけではありません。

新しいビットコインが増えないということは、希少性がより高まるという意味であるので価値が上がる可能性はあります。
一方で後述するマイナーが機能しなくなる関係で、取引処理が遅くなったりセキュリティが脆弱になり価値が低くなる可能性もあります。

また、ビットコインより優れた仮想通貨などが開発されれば、ビットコインの価値は低下するでしょう。
ビットコインの終わりを迎えれば、インフレはゼロになりますが、だからといってビットコインの価値がどうなるかまだは判別できません。

発行上限に到達するとビットコインマイナーの報酬が手数料だけになる

ビットコインが発行上限に到達するとビットコインマイナーの報酬が手数料だけになります。
ビットコインマイナーのことがよく分からないという人もいると思うので、もう少し詳しく解説していきます。

ビットコインを維持する仕事を引き受けている人たちのことをビットコインマイナーと呼ぶことは説明してきました。
そのビットコインマイナーの報酬としては2種類存在します。

  • ブロック報酬
  • トランザクション手数料

ブロック報酬とは、新しく発行されるビットコインのことです。つまり、ビットコインを維持する仕事をすれば、ビットコインが報酬としてもらえるということになります。
もう1つがトランザクション手数料です。これはビットコインが送金するユーザーが支払う手数料となり、ビットコインマイナーの報酬となっています。

ビットコインの終わりの日を迎えると、2つの報酬のうちブロック報酬が消えトランザクション手数料だけになるので、
いうならばビットコインマイナーの減給が確定している状態というわけです。

希少性が高まることでビットコインの価格が上昇する可能性がある

前述した希少性が高まることでビットコインの価格が上昇する可能性をより詳しく解説していきます。
ビットコインの終わりの日を迎えると、ビットコインは新しく発行されなくなります。これにより、ビットコインの希少性が高まるのです。

ビットコインの最終供給は2,100枚であり、それ以上は増えません。それ以上増えないということは、価値が落ちにくいということです。
似たようなものでゴールドがあげられます。ゴールドも毎年の新規供給が少なく、希少性が保たれるので、価値が落ちにくいとされているのです。

一方で、各国の政府や中央銀行が発行している紙幣は、必要に応じて毎年発行量を増やすことができます。
そのため価値が落ちやすくビットコインと比べて、資産の安定性という意味で魅力が低いといえるのです。

ですので、ビットコインの新規発行が停止した場合、ビットコインの希少性が上がり安定的な資産として投資家がさらに買い求める可能性があります。

報酬低下でマイナーが減少しハッシュレートが下がるとセキュリティが脆弱になる

ビットコインの終わりの日を迎えてブロック報酬がなくなった場合、ビットコインマイナーが減少する可能性があります。
報酬低下でマイナーが減少してしまった場合、ハッシュレートが下がる可能性が高くセキュリティが脆弱になる可能性が高いです。

ハッシュレートとは、ビットコインのセキュリティを高めるためにビットコインマイナーが行っている計算の速度のことで、
計算するマイナーが多ければ多いほどセキュリティの強度が上がります。

このセキュリティ強度は現状国家すら突破できないといわれるほど強固なものです。

ビットコインは安全資産として、投資家が重宝し保有することも多いですが、
セキュリティが脆弱になり安全性が低くなると、価値が低下するといわざるを得ないでしょう。

つまり、ビットコインの終わりの日はかなり現実的な話だと考えることができるということです。

トランザクションの量が増えるタイミングは手数料が高騰する

ビットコインのトランザクションの量が増えるタイミングでは手数料が高騰します。
送金を早く反映させたいユーザーがより高い手数料を払って優先的に処理してもらおうとするからです。

この手数料が高騰する流れは、ビットコイン終わりの日以降さらに加速する可能性があります。
理由としては、ビットコインマイナーの数が減ると予想されているからです。

ビットコインマイナーの数が減ると、送金速度が現在よりさらに遅くなるので、早く送金してほしい人はさらに手数料を増やして送金しようと考えるでしょう。
このようにビットコインの終わりの日を迎えた場合、ビットコインの送金手数料も高騰すると考えられるわけです。

ビットコインが終わりの日を迎えるまでに実施しておくべき対策

ビットコインが終わりの日を迎えるまでに実施しておくべき対策

ビットコインが終わりの日を迎えるまでに実施しておくべき対策としては、
まずはビットコイン以外の主要アルトコインにも目を向けることです。

このように対策すれば、ビットコインが終わりの日を迎えても他の仮想通貨が使われるようになる可能性が高く、投資が成功しやすくなります。

また、ビットコインの終わりの日までにできるだけリスクの少ない投資方法を学ぶことです。
マイナーの減少による取引手数料の増加に対しても対策しておく必要があります。

ビットコインが終わりの日を迎えるまでに実施しておくべき対策
  • イーサリアムなどの主要アルトコインに資産を分散させておく
  • ビットコインをドルコスト平均法で購入していく
  • 4年サイクルで発生する半減期に備えて購入資金を貯めておく
  • 送金手数料が安いLayer2技術を理解して利用できるようにしておく

イーサリアムなどの主要アルトコインに資産を分散させておく

ビットコインの終わり日に備えて、イーサリアムなどの主要アルトコインに資産を分散させておくというのはいい方法です。

イーサリアムなどの主要アルトコインに資産を分散させておけば、ビットコインが終わりの日を迎えて価格が暴落しても、
イーサリアムなどの仮想通貨で補える可能性が高くなります。

資産の分散を行った場合、損益が緩やかになります。
損失が低くなりリスクが抑えられますが、利益も低くなるということです。

資産の安全性という意味で気になるのは、トータルで利益が出るかどうかですが、
仮想通貨市場が今後も伸びると予想しているならば、トータルで利益が出る可能性が高いです。

仮想通貨市場に投資したいと考える場合、ビットコインの終わりの日も考慮して、
イーサリアムなどの主要アルトコインに資産を分散させておく方法は賢い方法といえるでしょう。

ビットコインをドルコスト平均法で購入していく

ビットコインが終わりの日を迎えるまでに、ビットコイン投資を続けたいと考えるなら、
ビットコインをドルコスト平均法で購入していく方法がおすすめです。

ドルコスト平均法とは、一定額を月ごとなどで決めて投資していく手法となります。
なぜこんなことをするのかについてですが、高値つかみを避けるためです。

投資の基本は「安いところで買い高いところで売る」といったところですが、現在の価格が高い価格なのかは実際にはだれにも分かりません。
テクニカル分析を行って安値圏だから、今買えばこれから上がるだろうと予想しても、今後暴落する一方ということもあり得ます。

そういった際に、ドルコスト平均法を使えば、高値で買ってしまう月もあれば、
安値で買える月もあるということになり、リスクが平均化されるのです。

具体的には、資金が10万円あった場合、10万円を現在価格で全て投資するのではなくて、
1万円ずつ10月にわけて投資するというやり方になります。

ビットコインが暴落して、本当に終わってしまうとドルコスト平均法も意味がありませんが、
まだビットコインは続くと考える場合、利益が出やすい方法です。

また、ビットコインの終わりの日を迎えて、価格が暴落した際に今後伸びるかもしれないから買いたいと考えた場合でも、
ドルコスト平均法を使えば低いリスクでビットコインに投資することもできます。

4年サイクルで発生する半減期に備えて購入資金を貯めておく

ビットコインの終わりの日を迎える前に、備えておきたい手法として、4年サイクルで発生する半減期を狙って購入資金を貯めておくという手法があります。
半減期とは、ビットコインの供給量が減少する仕組みのことです。

ビットコインの供給量が減少するということは、希少性が上がって価格が上がりやすくなるということです。
そのため、半減期直後は、ビットコインの価格が高騰しやすい特徴があります。

狙うのは、半減期直後ではなく急騰からの急落です。半減期後は急騰するケースが多いのですが、その後大きく価格が下がるサイクルが起こりやすくなります。
その暴落局面を狙って、前述したドルコスト平均法を使えば、小さなリスクで大きなリターンを狙えるチャンスがあります。

ビットコインの終わりの日を迎える前におすすめできる手法の1つです。

送金手数料が安いLayer2技術を理解して利用できるようにしておく

ビットコインの終わりの日を迎えると、トランザクション手数料が高くなったり、送金速度が遅くなる可能性があります。
そういった際に便利なのが、Layer2技術を利用したLightningやLiquidなどの補助的なネットワークです。

ビットコイン本体のブロックチェーンを使った送金方法がLayer1であり、
世界中のマイナーが検証するため安全性が非常に高い送金方法となっています。

Layer2は、いわば送金・決済だけに特化しているアプリを入れるだけで利用できるビットコイン上の追加送金レイヤーであり、
Layer1より高速で安い送金手数料で利用可能です。

ただし、注意点としては、Layer2はブロックチェーンを直接使わず、専用の送金ネットワークで一括処理して、
まとめてブロックチェーンに記録するという点です。

そのため、ネットワーク運営者のセキュリティを信頼する必要があります。

現在でも、高速かつ安価で送金できるLayer2は好まれておりますが、安全性を重視する場合はLayer1を使うというケースがあります。

とはいえ、ビットコイン終わりの日を迎えた後は、マイナーが減ってハッシュレートが下がる可能性があり、
Layer1のセキュリティ強度も低くなる可能性があるので、今からLayer2技術を理解して利用しておくことをおすすめします。

ビットコインの終わりの日に関する仮想通貨トレーダーの声

ビットコインの終わりの日に関する仮想通貨トレーダーの声

口コミ
イーサリアムが主役になる日
[レビュー者] 二階堂悠斗@ビットコイン&ドル円トレーダー
今、仮想通貨の「力関係」が静かに変わり始めています。 ビットコイン優位だった時代に、終わりが見え始めました。 その理由として、 1. イーサリアムがビットコインを上回る動き 先週の仮想通貨市場でイーサリアムが一番強い値動きを見せました。 特に「ビットコイン vs イーサリアム」の価格比率が27%も上昇。 これは「ビットコイン中心だったお金が、アルトコイン(特にETH)に流れている」ことを示しています。

投稿日:2025年7月24日
口コミ
ビットコインの終わりの日
[レビュー者] NEO
全てのビットコイン(BTC)半減期が終わるのは、2138年3月3日ごろと計算されています。 ビットコインの半減期は全部で33回行われ、発行枚数が上限に達した時点で新たに発行されることはなくなります。あと100年以上、半減期ゲームは続行されます。

投稿日:2024年8月25日

ビットコインの終わりの日に関する口コミはあまりありません。
恐らく、終わりのが2140年以降とまだかなり日が遠いのが原因でしょう。

その中でも、ビットコインが終わってイーサリアムが始まったとする口コミと、ビットコインの終わりの日に関する口コミを発見しました。

前述したようにビットコインが終わったとしても、他の主要アルトコインに分散投資しておけば、
仮想通貨市場が盛り上がる限り投資は成功します。

そのため、ビットコインからイーサリアムに少し投資資金を移すのもおすすめの方法です。

また、ビットコインの終わりの日を迎えるとしても、そもそもまだ100年以上先の話という口コミもあります。
つまり、ビットコインの投資チャンスはまだまだあるということです。

ビットコインの終わりの日に関してよくある質問と回答

ビットコインの終わりの日に関してよくある質問と回答

ビットコインの終わりの日に関してよくある質問と回答について解説していきます。

ビットコインの終わりの日に関してよくある質問と回答
  • ビットコインはいつ枯渇しますか?
  • ビットコインの発行上限はなぜあるのですか?

ビットコインはいつ枯渇しますか?

ビットコインが枯渇することはありません。
ただし、ビットコインの終わりの日である2140年ごろ以降は、ビットコインの新規発行はなくなります。

ビットコインの発行上限はなぜあるのですか?

ビットコインの発行上限がある理由は、ビットコインの設計者であるサトシ・サカモトがそのように設計したからです。
理由としては、希少性を保ち通貨としての信頼性を高めるためと解説しています。

また、ビットコインの発行上限を変えることは、現状ほぼ不可能です。
発行上限を変えるためには、世界中のマイナーや利用者が同意して同じソフトに切り替える必要があります。

そのため、ビットコインの発行上限はほぼ確実に実行されるのです。

まとめ:ビットコインの終わりの日(発行上限に達する日)は2140年ごろ!

まとめ:ビットコインの終わりの日(発行上限に達する日)は2140年ごろ!

ビットコインの終わりの日(発行上限に到達する日)は2140年ごろとなります。
2140年以降に発行上限に到達すると、ビットコインの新規発行が停止するため、ビットコインマイナーの報酬が減少します。

結果、取引手数料が急騰し、セキュリティが脆弱になるなど
ビットコインの通貨としての信頼性と安全性がなくなる可能性が高いのです。

しかし、2140年はまだまだ先なので、ビットコイン投資自体は続けることができます。
とはいえ、終わりの日は確実に訪れるので、分散投資をするなどの対策は必要です。

ビットコインの終わりの日に備えてできる限りの対策を行い、投資を成功させましょう。