Bybit（バイビット）の使い方マニュアル【PCとスマホ対応】

Bybitは世界最大級の仮想通貨取引所として、初心者から上級者まで幅広く利用されています。本記事では、口座開設から取引、出金まで、Bybitの使い方を初心者にもわかりやすく解説します。

PCとスマホの両方に対応した手順を詳しく説明するので、安心してBybitでの取引を始めたい人は、ぜひ最後までチェックしてください。

Bybitの使い方マニュアル【口座開設編】

ここではBybitの口座開設手順について、紹介します。

パスワードは英数字を組み合わせた強力なものを設定するのがおすすめです。

セキュリティを強化するためには、Google Authenticatorなどの二段階認証の設定がおすすめです。これにより、アカウントの安全性が大幅に向上します。

Bybitの使い方マニュアル【本人確認編】

Bybitでは本人確認（KYC）が必須で、KYCを完了しないと取引を始めることや入金ができません。本人確認を行うことでアカウントのセキュリティが向上し、すべての機能が利用できます。

本人確認には、以下の書類が必要です。

• 身分証明書（パスポートや運転免許証、または国民IDカードなどの政府発行のID）
• 住所証明（公共料金の請求書や銀行取引明細書、または政府発行の居住証明書で発行から3ヶ月以内のもの）

提出する書類は鮮明で読み取れるものでなければならず、登録情報と提出書類の情報が一致している必要があります。

なお、有効期限が切れた書類は受け付けられないため注意しましょう。

Bybitの使い方マニュアル【入金編】

Bybitへの入金方法は多様で、ユーザーのニーズに応じて選択できます。特に仮想通貨の入金は手数料が無料で、迅速に処理されるためおすすめです。
入金方法ごとに資金がアカウントに反映される時間が異なるため、あらかじめ確認しておくことが重要です。

仮想通貨の入金では、外部のウォレットやほかの取引所からBybitアカウントに送金します。入金する手順は、以下のとおりです。

クレジットカードで入金する場合は、Bybitのアプリまたはウェブサイトにログインし、「Buy Crypto」メニューから「One-Click Buy」を選択します。ただし、クレジットカード入金には通常3.5%程度の手数料がかかります。

P2P取引を利用する場合は、「P2P Trading」を選択し、購入したい仮想通貨と支払い方法を選びましょう。売り手を選択して取引条件を確認し、支払いを行うと取引が完了します。

P2P取引では法定通貨の入金も可能で、「Fiat Deposit」から入金したい法定通貨を選択できますが、事前に本人確認（KYC）が必要です。

Bybitの使い方マニュアル【取引編】

Bybitでは、現物取引とレバレッジ取引（デリバティブ取引）の両方が利用できます。現物取引では実際に仮想通貨を購入・保有し、レバレッジ取引では証拠金を使って大きな取引を行えます。

それぞれの取引は特徴やリスクが異なるため、自分の投資スタイルに合わせた選択が重要です。

Bybitで現物の仮想通貨を購入する方法

Bybitでは、アカウントの登録と入金で現物の仮想通貨を簡単に購入でき、クレジットカードやP2P取引の利用で、迅速に仮想通貨を手に入れられます。
現物取引は、実際に仮想通貨を所有する取引方法で、初心者におすすめの取引スタイルです。

仮想通貨の現物購入には複数の方法があり、クレジットカードを使った直接購入の場合は、手軽に日本円から直接仮想通貨を購入できます。
ただし、クレジットカード購入には3〜5%程度の手数料がかかるため、大きな金額の場合は他の方法を検討するのがおすすめです。

P2P取引を利用すれば、ほかのユーザーから銀行振込などで仮想通貨を購入できるため、手数料を抑えられます。

注文が完了すると、取引履歴や資産ページで購入した仮想通貨を確認できます。取引が正常に行われたかどうかを確認するために、取引履歴をチェックしましょう。

購入した仮想通貨は自分のウォレットに保管され、長期保有や他の取引所への送金も自由に行えます。手数料も比較的安く、長期保有にも適している取引方法です。

現物取引のメリットは、レバレッジがないため強制ロスカットのリスクがなく、購入した仮想通貨の価格が下がっても保有し続けられる点です。また、ステーキングやレンディングサービスを利用して、保有している仮想通貨から利息を得られます。

現物取引は長期投資に適しており、仮想通貨の将来性を信じて投資したい方に最適な取引方法です。

取引の際は、市場価格の変動に注意し、適切なタイミングで売買を行うことが重要です。特に初心者の場合は、少額から始めて取引に慣れてから徐々に取引量を増やしていきましょう。

また、投資は自己責任であることを理解して、余剰資金で取引を行うことが大切です。

Bybitでレバレッジトレードを行う方法

Bybitでのレバレッジトレードは資金効率を高めるための強力な手段ですが、リスクも伴うため、十分な準備と理解を持って取引を行うことが重要です。レバレッジの使用で少ない資金で大きな取引が可能ですが、同時に損失のリスクも大きくなります。

レバレッジ取引を行うためには、まずアカウントに資金を入金する必要があります。資金の入金方法は、国内取引所から仮想通貨を送金するか、クレジットカードを使用して直接入金するかのいずれかです。

国内取引所からの場合は、日本円を入金して仮想通貨を購入し、その仮想通貨をBybitに送金します。クレジットカードでの入金では、Bybitのアプリまたはウェブサイトで「仮想通貨の購入」を選択し、クレジットカードを使用して仮想通貨を購入します。

資金を入金したあとは、「デリバティブアカウント」に振替えなければなりません。「資産」タブを選択して「振替」をクリック、振替元を「現物」、振替先を「デリバティブ」に設定したあと、通貨を選択して振替金額を入力して「確定」をクリックします。

レバレッジ取引では、レバレッジ倍率を設定する必要があります。Bybitでは最大100倍のレバレッジが利用可能ですが、初心者は低めのレバレッジから始めるのがおすすめです。

レバレッジ倍率の設定方法は、以下のとおりです。

• 取引画面で「契約」を選択する
• 通貨ペアを選ぶ
• レバレッジ倍率を設定する

レバレッジ倍率の設定後は、注文方法を選択して注文内容を入力します。

実際の注文では、現在の市場価格で即座に取引する成行注文、または指定した価格で取引指値注文を選択可能です。注文内容を確認し、問題がなければ「注文する」をクリックして実行します。

レバレッジトレードでリスク管理は極めて重要なため、ストップロス（損切り）注文を設定し、想定以上の損失を防ぎましょう。利食い注文も同時に設定することで、感情に左右されることなく利益を確定できます。

また、一度に大きなポジションを建てるのではなく、複数回に分けて建てる「分割エントリー」も有効な戦略です。レバレッジトレードでは、市場の変動に応じた適切なリスク管理と徹底的な資金管理が成功の鍵です。

Bybitで仮想通貨を別の仮想通貨にスワップする方法

スワップ機能は、保有している仮想通貨を直接ほかの仮想通貨に交換できる便利な機能で、複雑な売買手続きを行わずに簡単に通貨を変更できます。
従来の方法では、一度売却してから別の通貨を購入する必要がありましたが、スワップ機能なら一回の操作で完了します。

スワップ機能のメリットは、取引手数料が無料である点です。通常の売買では、売却時と購入時の両方で手数料が発生しますが、スワップなら手数料を気にせずに通貨交換ができます。

また、市場の急変時にも迅速に資産配分を変更でき、ポートフォリオの調整や損切り、利確のタイミングで活用できます。

スワップを行う前には、選択した仮想通貨が正しいアカウントにあることを確認しましょう。また、各通貨ペアには最低および最高の交換限度額が設定されているため、事前に確認しておく必要があります。市場の流動性によっては、大口の交換で価格に影響を与える場合があるため、段階的に交換するのもおすすめです。

スワップ機能は、相場の急変時にリスク回避のため安定通貨（USDTやUSDCなど）に避難させたり、上昇トレンドの通貨に資産を移したりする際に有効です。また、DeFiプロトコルへの参加やステーキングのために特定の通貨が必要な場合にも活用できます。

ただし、スワップ時の価格は市場価格に基づいているため、実行前にレートを確認し、納得できる条件で交換することが重要です。

Bybitの取引画面の使い方

Bybitの取引画面は直感的で使いやすく設計されており、効果的な利用でスムーズな取引が可能です。取引画面は主にチャート・注文板・注文ゾーンの3つの要素で構成されています。

取引を始める際は、取引したい通貨ペアを画面上部のメニューから選択します。注文を行う際は、注文タイプとして成行注文（現在の市場価格で即時に取引）または指値注文（指定した価格で取引）を選択し、取引したい数量を入力します。レバレッジはBybitでは最大100倍まで設定できますが、初心者は低めのレバレッジから始めるのがおすすめです。

設定が完了したら、画面右側の「買い」または「売り」ボタンをクリックして取引を実行します。注文が成立すると内容が取引履歴に反映されるため、取引の詳細を確認し、必要に応じて損切りや利確の設定を行います。

各種注文タイプの使い方は、以下のとおりです。

注文タイプ	使い方
指値注文	・取引画面で「指値」を選択し、売買したい価格と数量を入力して注文を確定する ・この注文は指定した価格に達したときにのみ実行される
逆指値注文	注文画面で「条件付き」を選び、トリガー価格を設定して成行を選択し、数量を入力して注文を確定する

ポジションの決済は、現在の市場価格で即座に決済する「成行決済」または特定の価格で決済する「指値決済」から選択できます。証拠金を追加する場合は、「資産」ページから追加したいポジションを選び、「証拠金追加」をクリックして金額を入力します。

レバレッジの変更は取引画面の「レバレッジ設定」から行えて、利確・損切りラインの変更は保有ポジションの「利食い／損切り」設定から可能です。

Bybitの使い方マニュアル【アプリ編】

Bybitのアプリは、PCと同等の機能をスマホで利用できる高機能なアプリPです。豊富な機能が搭載されており、取引から資産管理まで幅広く対応しています。

外出先でも手軽に取引ができ、初心者でも簡単に操作できる直感的なデザインが特徴です。

Bybitのアプリのダウンロード手順

日本では、BybitのアプリをApp StoreやGoogle Playから直接ダウンロードできない場合があるため、以下の方法を参考にしてください。

機種	ダウンロード手順
iPhone	1．新しいAppleアカウントを作成し、アカウントの地域を「アメリカ」などの海外に設定する 2．新しく作成したAppleアカウントでサインインし、App Storeを開く 3．App Storeの検索バーに「Bybit」と入力してアプリを見つけ、「入手」ボタンをタップしてダウンロードする
アンドロイド	1．Google Play Storeを開いて検索バーに「Bybit」と入力する 2．アプリを見つけて「インストール」ボタンをタップする

日本のApp StoreではBybitアプリが見つからないため、海外のApp Storeを利用する必要があります。
海外のApp Storeからアプリをダウンロードする際は、自己責任で行い、アプリの利用に関するリスクを理解しておくことが重要です。

Google Playからダウンロードできない場合は、以下の手順でAPKファイルをダウンロードしましょう。

Bybitのアプリの使い方・出来ること一覧

Bybitのアプリは、仮想通貨取引を手軽に行うための多機能なプラットフォームです。スマホからでもPCと同様の機能を利用できるため外出先でも手軽に取引が可能で、操作性も高く、初心者でも簡単に使いこなせる設計になっています。

取引機能では、現物取引として仮想通貨の購入・売却が可能で、取引画面から簡単に注文を出せます。レバレッジ取引では無期限契約や先物取引を行うことができ、成行や指値、逆指値など多様な注文タイプの利用が可能です。

また、資産変換機能により、現物取引で売買可能な仮想通貨をワンクリックで交換できます。

資産管理機能では、QRコードを使って迅速に入金・出金手続きができ、資産管理画面で保有している仮想通貨の残高や取引履歴の確認が可能です。そのほかの便利な機能に、指定した価格に達した際に通知を受け取るアラート機能やよく取引する通貨ペアをお気に入りに追加して簡単にアクセスできるお気に入り機能があります。

チャート機能では、TradingViewを利用した詳細なチャート分析ができ、さまざまなインジケーターが使用可能です。ステーキング機能では仮想通貨を預けて利息を得られて、ローンチパッドでは新しいトークンの購入機会を提供しています。

Bybitアプリで出来ることは、以下のとおりです。

• アカウント新規登録
• ログイン
• 入金
• 出金（送金）
• 現物取引（仮想通貨の購入・売却）
• レバレッジ取引（無期限契約・先物取引）
• ステーキング
• ローンチパッド
• アラート機能
• お気に入り機能
• チャート機能
• 資産管理画面　など

これらの機能により、Bybitアプリは総合的な仮想通貨取引プラットフォームとして、ユーザーのあらゆるニーズに対応しています。

アプリの使い方は直感的で、メニューから必要な機能を選択するだけで簡単にアクセスできます。初回利用時は機能の場所を覚えるまで多少時間がかかるかもしれませんが、慣れればスムーズな操作が可能です。

Bybitの使い方マニュアル【ステーキング編】

ステーキングは、ユーザーが特定の仮想通貨を預けることで、その保有量に応じた利息を受け取れるサービスです。Bybitのステーキングは、仮想通貨を長期的に保有しながら利息を得る手段として便利で、自分の投資スタイルに合ったステーキング方法を選択できます。

Bybitでは、以下の2つの方法が提供されています。

方法	特徴
積立ステーキング	・ステーキング期間が決まっていないため、いつでも預け入れや払い戻しが可能 ・流動性を重視する方におすすめ ・利回りはコインの種類や市場の状況により変動する
定期ステーキング	・ステーキング期間が固定されており、途中での払い戻しはできない ・利回りは積立ステーキングよりも高い傾向がある ・通常、年間利率（APR）は1%から10%程度ですが、特定の銘柄ではそれ以上の利回りが期待できることもある

また、Bybitでステーキングを開始する方法は、以下のとおりです。

設定が完了したら、ステーキングを開始します。利息は、通常、開始から数日後に日次で入金されます。

利息は通常、開始から数日後に日次で入金されます。ステーキングを開始する際には、利回りの変動や価格変動のリスク、定期ステーキングの制約があることを理解することが重要です。

Bybitの使い方マニュアル【出金編】

Bybitでの出金手続きは比較的簡単ですが、手数料や処理時間、入力内容の正確性に注意することが大切です。
出金を行う際は、事前に必要な情報を確認し、間違いのないよう慎重に手続きを進めましょう。

ウォレットアドレスは正確に入力することが重要で、間違ったアドレスに送金すると資金を失うリスクがあるため、注意が必要です。
また、二段階認証が設定されている場合は、認証コードの入力が求められます。

Bybitでは、オンチェーン出金時に手数料が発生し、手数料は仮想通貨の種類ごとに異なります。
出金ウィンドウに最低出金額と出金手数料が表示されるため、事前に確認しておきましょう。

出金手数料は固定で出金額にかかわらず同じなため、少額ずつ出金するよりも、一度にまとめて出金する方がコストを抑えられます。
なお、ほかのBybitアカウントへ送金する場合は、出金手数料はかかりません。

Bybitでは以下の時間で出金リクエストが処理されます。

• 09:00（最終受付 08:30）
• 17:00（最終受付 16:30）
• 01:00（最終受付 00:30）

通常、出金処理は最大15分かかりますが、ネットワークの混雑状況によってはさらに時間がかかることがあります。

Bybitの使い方マニュアル【マイページ・会員ページ編】

Bybitのマイページ（会員ページ）では、さまざまな機能やサービスが利用可能です。マイページは、ユーザーが取引や資産管理を効率的に行うための中心的な場所で、各機能の活用で、よりスムーズな取引体験を得られます。

マイページで利用できる機能は、以下のとおりです。

機能	特徴
アカウント管理	・「プロフィール設定」でユーザー名やメールアドレス、パスワードの変更が可能 ・二段階認証（2FA）の設定 ・本人確認（KYC）手続きを行うことで、出金限度額の増加や法定通貨の入金が可能になる
資産管理機能	・現在の保有資産やその評価額、各仮想通貨の残高や取引履歴を確認できる ・入金・出金手続きを行える ・出金履歴や入金履歴を確認できる ・各取引のステータスを追跡できる
取引機能	・マイページから直接取引画面にアクセスし、現物取引やデリバティブ取引を行える ・過去の取引履歴を確認し、取引の詳細を分析できる
ステーキングと資産運用	・仮想通貨を預けて利息を得るステーキングサービスを利用できる ・ステーキングの状況や利回りも確認できる ・Bybitが提供する資産運用商品にアクセスし、投資を行うことも可能
サポートとヘルプ機能	・問題が発生した場合や質問がある場合のカスタマーサポートへの連絡情報を提供 ・FAQセクションでよくある質問を確認して自己解決できる情報を得られる
VIPプログラム	・参加することで取引手数料の割引や特別なサービスを受けられる ・VIPレベルに応じた特典が用意されている

Bybitの使い方マニュアル【サブアカウント編】

Bybitでは、メインアカウントのほかに、サブアカウントを作成できます。サブアカウントの利用で、取引活動を分けて管理しやすくなり、リスク管理や戦略の使い分けが可能です。

サブアカウントを作成する手順

サブアカウントの作成は、メインアカウントから簡単に行えます。

アカウントモードはデフォルトで「統合取引アカウント」に設定され、変更はできません。

「ログイン時にパスワードを要求」機能を有効にすることで、サブアカウントに直接ログインできます。
セキュリティを重視する場合は、この機能を有効にすることを推奨します。

作成されたサブアカウントは、メインアカウントから管理でき、必要に応じて設定の変更も可能です。

サブアカウントに資金を送金しトレードする手順

サブアカウントでトレードを行うためには、まずメインアカウントから資金を送金する必要があります。
サブアカウントへの資金移動は手数料がかからず、即時に反映されるため、スムーズに取引を開始できます。

Bybitの使い方マニュアル【ボーナス編】

Bybitではさまざまなボーナスキャンペーンが実施されており、新規ユーザーや既存ユーザー向けの特典が用意されています。
ボーナスの上手な活用で、リスクを抑えた取引が可能です。

ボーナスの性質上出金はできませんが、ボーナスを使って得た利益は出金できます。

Bybitでボーナスを受け取る方法

ボーナスを受け取るためには、まずBybitの公式サイトで実施されているボーナスキャンペーンに参加登録を行いましょう。
Bybitでは新規登録や入金、取引量に応じたキャンペーンが多く実施されており、それぞれ異なる条件が設定されています。

キャンペーンの詳細は公式サイトで確認でき、期間限定のものも多いため、定期的にチェックするのがおすすめです。

各キャンペーンには特定のタスクが設定されています。例えば、一定額の入金や指定の取引量達成が求められます。これらの条件を期間内にクリアする必要があるため、事前にタスクの内容を確認し、計画的に取り組むことが重要です。

タスクを達成したあとは、Bybitの「特典センター」にアクセスし、ボーナスを受け取る手続きを行います。
特典センターは、画面左上のメニューから「プロモーション」を選択することでアクセス可能です。

ボーナスは、条件を満たしたあとにアカウントに反映されます。ボーナスの付与タイミングはキャンペーンによって異なるため、詳細を確認しておくことが重要です。
受け取ったボーナスは取引の証拠金として利用できるため、リスクを抑えた取引が可能です。

Bybitで受け取ったボーナスを確認する方法

特典センターでは、受け取ったボーナスの金額や使用状況、残高などが詳細に表示されます。

ボーナスには有効期限が設定されている場合が多く、期限を過ぎると失効してしまうため、計画的な使用がおすすめです。

また、ボーナスの使用履歴も確認でき、どの取引でボーナスが使用されたかを追跡できます。
これにより、ボーナスの効果的な活用方法を分析し、今後の取引戦略に活かせます。

定期的にボーナスの残高を確認し、有効活用することで、取引のパフォーマンス向上が可能です。

Bybitで受け取ったボーナスを利用する方法

Bybitで受け取ったボーナスはデリバティブ取引の証拠金に使用できます。
自己資金をリスクにさらすことなく取引を行えるため、ボーナスを利用して大口ロットのポジションを建てられます。

ボーナスを証拠金に利用する際は、通常の資金と同様に扱われ、レバレッジをかけた取引も可能です。

ボーナスは取引手数料の支払いにも使用できるため、実質的に取引手数料を無料にでき、取引コストを大幅に削減できます。特に頻繁に取引を行うトレーダーには、手数料の削減は大きなメリットです。

また、ボーナスは取引で発生した損失の補填にも使用できるため、万が一損失が出た場合でも、ボーナスが消えるだけで自己資金は減少しません。これにより、リスクを抑えた取引が可能になり、特に初心者にとって安心感のある取引環境を提供します。

ボーナスの活用で、より積極的な取引戦略を試すことができ、取引スキルの向上にもつながります。ただし、ボーナス自体は出金できないため、ボーナスを使って得た利益のみが出金可能であることを理解しておくことが重要です。

Bybit（バイビット）を使う時に注意すること

Bybitを使う時には、いくつかの注意点を理解した慎重な行動が求められます。特に税金や技術的なリスク、取引に関する注意点を事前に把握しておくことで、安全な取引が可能です。

Bybitで取引した場合、税金の発生タイミングは複数ある

仮想通貨取引では、利益が発生したタイミングで税金が課されます。具体的には、売却時に仮想通貨を売却して利益が出た場合、その時点で課税対象となります。

他の仮想通貨と交換した場合も、交換した時点での利益が課税対象です。報酬受取時として、ステーキングやマイニングで得た報酬も、受け取った時点で課税されます。

また、レバレッジ取引で発生した利益も課税対象となり、決済した時点で損益が確定します。これらのタイミングを正確に把握し、取引日時・数量・価格・手数料などの詳細な記録を残しておくことが重要です。

税務署から求められた際に適切な資料を提示できるように、スプレッドシートや専用の税務管理アプリを使用して記録を整理しておきましょう。

Bybitで20万円以上の利益を出した場合は、納税義務が発生する

日本の税法では、年間で20万円以上の利益を得た場合、確定申告が必要です。仮想通貨の利益は「雑所得」として扱われ、所得金額に応じて以下のように税率が決定されます。

所得金額	税率
1,000円～1,949,000円	5%
1,950,000円～3,299,000円	10%
3,300,000円～6,949,000円	20%
6,950,000円～8,999,000円	23%
9,000,000円～17,999,000円	33%
18,000,000円～39,999,000円	40%
40,000,000円～	45%

納税義務を怠ると、無申告課税や延滞税といったペナルティが課される可能性があり、意図的な脱税と判断されれば重加算税が課されることもあります。取引記録は保管して、不明な点があれば税理士などの専門家に相談しましょう。

ETHなど複数ネットワークがあるものはネットワークの選択ミスに注意

Bybitでは、イーサリアム（ETH）などの仮想通貨はERC-20やBSCなど複数のネットワークで取引できます。一方で、送金時にネットワークを誤って選択すると、資金を失うリスクがあります。

間違ったネットワークに送金した資金は、技術的に回復が困難または不可能な場合が多く、取引所のサポートでも対応できないケースがほとんどです。したがって、送金先の取引所やウォレットが対応しているネットワークを確認し、正しいネットワークを選択してから送金しましょう。

先物取引の場合は資金調達率によるコスト発生に注意する

Bybitの先物取引では、資金調達率が定期的に発生します。資金調達率は、ポジションを保有している間に発生する手数料です。

資金調達率が発生する時間は、以下のとおりです（すべて日本時間）。

• 午前1時
• 午前9時
• 午後17時

この資金調達率は、無期限契約の価格を現物価格に近づける仕組みとして機能しています。

資金調達率は取引画面で事前に確認でき、次回の資金調達時刻とレートが表示されます。特に長期保有を予定している場合は、資金調達率の履歴を確認し、コストを計算に入れて取引戦略を立てることが重要です。

資金調達率が高い場合は、ポジションの決済を検討するか、反対売買でリスクをヘッジすることも一つの戦略です。

5倍以上のハイレバレッジは強制ロスカットされやすくなる

Bybitでは最大100倍のレバレッジを利用できますが、5倍以上のハイレバレッジを使用すると、相場の急変動により強制ロスカットが発生しやすくなります。レバレッジが高いほど、わずかな価格変動でも証拠金維持率が大きく変動し、ロスカットラインに到達する可能性が高いです。

強制ロスカットが発生すると、ポジションは強制的に決済され、証拠金の大部分または全部を失うことになります。Bybitには保険基金があり、通常はゼロカットシステムにより追証は発生しません。ただし、市場の急激な変動で証拠金を上回る損失が発生した場合は、追加で損失を負担することになる可能性があります。

レバレッジは利益を拡大する可能性がある一方で、損失も同じ倍率で拡大することを常に意識して取引を行いましょう。

信託保全がないためBybitが破産しても資金が戻ってくる保証はない

Bybitは信託保全制度を採用していないため、万が一取引所が破綻した場合、預けていた資産が全額返金される保証はありません。信託保全とは、顧客の資金を取引所の資金と分離して信託銀行などの第三者機関に預ける制度です。

日本の金融商品取引業者には信託保全が義務付けられていますが、海外の仮想通貨取引所では一般的に採用されていません。したがって、仮想通貨の取引は自己責任で行う必要があり、資金を入金する際はこのリスクを十分に理解しておくことが重要です。

大きな資金を長期間預けることは避けて、必要な分だけを入金して取引を行うのがおすすめです。定期的に利益を出金することで、リスクを最小限に抑えられます。

Bybitを使っている仮想通貨トレーダーからの実際の声

実際にBybitを利用している仮想通貨トレーダーからは、多くのポジティブな評価が寄せられています。「とてもわかりやすく見やすい」「初心者もすぐ操作できる」といった声があり、直感的なユーザーインターフェースへの評価が高いです。

利用者から多く挙がっていたのは、日本語サポートの手厚さや豊富な取扱通貨とレバレッジ環境、そして取引の安全性でした。初心者でも安心して利用できる点から、経験者まで幅広い層に支持されていることがわかります。

また、定期的に開催されるキャンペーンやボーナス制度も好評で、口座開設時に特典を受け取れる仕組みは新規ユーザーにとって大きなメリットです。総じて、Bybitは「使いやすさ」と「特典の豊富さ」を兼ね備えた取引所として、多くの利用者に選ばれているといえます。

まとめ：Bybitの使い方を正しく覚えて安全に仮想通貨トレードを始めよう

Bybitは、初心者から上級者まで幅広く利用できる優れた仮想通貨取引所です。本記事で解説した手順に従って口座開設から取引まで進めることで、安全に仮想通貨トレードを始められます。

重要なのは、リスクを理解し、適切な資金管理を行いながら取引することです。まずは少額から始めて、徐々に経験を積んでいきましょう。