BTC、バイナンス先物でクジラ売りを個人が吸収か
2026.06.18 08:47
バイナンス(Binance)のビットコイン(BTC)先物市場では、クジラ(大口投資家)の売却を個人投資家が吸収する傾向が見られると、クリプトクアント(CryptoQuant)の寄稿者クレイジーブロック(Crazzyblockk)氏が分析した。
同氏はこれをクジラによる分売(distribution-into-strength)と見ており、ショートスクイーズによる反発、またはクジラの判断通りに下落トレンドが継続する可能性を指摘した。市場の方向性を決定する要素として、レバレッジ影響指標(LIR)が+1.0標準偏差を突破することを挙げた。新規のレバレッジポジションが流入して初めて、市場が方向性を定めるとしている。根拠として提示されたシグナルは以下の4つである。
- ショートスクイーズ反発の可能性:バイナンスのファンディングレートは、3つの取引所(バイナンス、OKX、バイビット(Bybit))の中央値よりも370bp低く、2021年以降で下位2.8%に相当する水準である。これは、バイナンス内のレバレッジポジションが、OKXとバイビットを合わせたものよりも構造的にショートに偏っていることを意味し、ショートスクイーズが発生した場合の反発余地が大きいことを示唆している。
- 個人投資家による安値買い:成行注文攻撃性指標(TBSAI)は、5月中旬の平均と比較して-1.85標準偏差から現在+0.809標準偏差へと、30日間で標準偏差の2.66倍上昇した。これは、個人投資家が確信を持って安値で買い入れているシグナルである。
- クジラの売却:BTC流入クジラ集中度指標(IWCR)は+0.1024で、過去の上位22.5%の区間に該当する。クジラのアドレスは数週間にわたり純売却を続けている。結局、現在の買い主体は個人投資家であり、売り主体はクジラである。
- レバレッジ中立:LIRは平均と比較して-0.40標準偏差であり、4月の清算(高値+3.99標準偏差)以降、完全に中立を示している。過熱も連鎖清算のリスクもなく、レバレッジによる急激な価格変動は期待しにくい。この指標が+1.0標準偏差を超えれば、新規レバレッジ流入のシグナルとなり、市場の方向性が定まったことの証拠となる。最初のコメントを残してください
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