イニシア、MoveVMバグ悪用で約405万円流出
2026.10.24 08:57
レイヤー1ブロックチェーンのイニシア(INIT)は、MoveVMのスクリプトキャッシュのバグを悪用した攻撃が日本時間10月23日午後11時59分ごろに発生し、約270万ドル(約4億500万円)相当が外部に流出したと、公式Xで説明した。
攻撃者はセキュリティチェックを回避してMoveVMの状態を偽装し、実際の担保なしにWETH、iUSD、USDCを自らに割り当てたという。ただ、これらトークンの総供給量に変動はなく、ネイティブトークンのINITも発行されず、INITの総供給量にも影響はなかった。
イニシアによると、ネットワーク停止前に攻撃者はレイヤーゼロ(LayerZero)を通じて105 WETHと約140万AUSD0、ノーブル(Noble)およびCCTPを通じて約108万USDCを外部へブリッジし、流出総額は約270万ドル(約4億500万円)に達した。奪取された資金はその後1,135.52 ETHにスワップされ、現在はイーサリアム(ETH)メインネット上のアドレス(0x358で始まる)に保管されているという。
同チームは現在、脆弱性に対するセキュリティパッチを進めており、数日以内に作業完了と監査を終える見通しだ。セキュリティパートナーと連携し、資産回収作業も並行して進めている。イニシアL1とロールアップは現在停止中で、安全なネットワーク再開後に事後分析レポートを公開する予定だ。
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