トム・リー「ETHは極めて割安…6万2000ドルまで上昇可能」

ビットマイン（BMNR）のトム・リー会長は4日（現地時間）、ドバイで開催されたバイナンス・ブロックチェーン・ウィークの基調講演で、「イーサリアム（ETH）は現在、極めて割安だ。ETHは金融の未来であり、トークン化の中心だ」と述べた。彼は「ETHはステーブルコインと機関のトークン化の基盤だ。今年は資産トークン化の年であり、不動産や金融資産を含む1兆ドル以上の資金がブロックチェーンに移される見通しだ。ETHはこのプロセスのゲートウェイとなり得る。また、仮想通貨価格は底を打った。最近の下落はデレバレッジングの過程に過ぎず、ファンダメンタルズに問題はない。過去にFTX破綻後8週間で市場が回復したように、今回も同様の反発が来ると予測される。ビットコインも4年サイクルが崩れ、2026年初頭には新高値を形成し、その後はS&P 500指数のように動くと予想される。BTCが25万ドルに到達し、ETH/BTC（ETH1あたりBTC価格）比率が8年平均の0.25水準に回復するだけでも、ETHは6万2000ドルまで上昇する可能性がある」と強調した。