仮想通貨の時価総額、8ヶ月ぶりの最低水準…追加調整の可能性

仮想通貨全体の時価総額が8ヶ月ぶりに最低水準に下落し、短期的な追加調整の可能性が提起されているとコインテレグラフが伝えた。コインゲッコー（Coingecko）によると、仮想通貨の時価総額は現在2兆9300億ドルで、10月初めの高値から約33％減少した。これに関連し、仮想通貨アナリストのマイケル・ヴァン・デ・ポッペ（Michaël van de Poppe）は「BTCがさらに下落し、パニック売り局面に入った場合、アルトコインは10～20％の追加調整を受ける可能性がある」と展望した。一方、ブロックチェーン分析会社サンティメント（Santiment）は「仮想通貨市場の心理が『極端な恐怖』水準にとどまっているが、歴史的に個人投資家の悲観論が強まるほど反騰のシグナルとして作用した事例が多い」と分析した。