CryptoQuant「BTC需要枯渇、弱気相場への転換を示唆」

オンチェーンデータプラットフォームのCryptoQuantが19日、「ビットコインサイクルの転換理由：需要枯渇と弱気相場の始まり」と題したレポートを通じて、「オンチェーンデータ基準でビットコイン需要の増加ペースが著しく鈍化し、弱気相場への転換を示唆している」と診断した。レポートは、「米国現物ETFの発売、トランプ米大統領当選、ビットコイン戦略的買い集め企業のバブルなどが主導した現物需要の増加ペースが10月初旬から上昇トレンドラインを下回った。これは今回のサイクルの買い集め需要がすでに吸収されたことを示唆しており、価格を支える核心的軸が除去されたことを意味する」と説明した。さらにレポートは、「機関および大口投資家の需要も縮小局面に入った。デリバティブ市場でもリスク選好度が弱まっている。需要増加が頂点に達して反転する際、供給側の力学関係とは無関係に弱気相場が続くケースが多かった」と付け加えた。