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分析「仮想通貨アービトラージ、収益モデルとしての魅力失う」

2026.01.08 12:20
現物と無期限先物の価格差を利用した仮想通貨アービトラージ戦略が、もはや魅力的な収益手段ではなくなったとの分析が出た。BitMEXは年次報告書を通じて「当該アービトラージ戦略は、現物を買いながら同時に無期限先物を売却し、ファンディングレートの差額で収益を得る構造だ。価格変動を避けながら収益を確保できるため、一時は無リスク収益戦略として脚光を浴びた。しかし、Ethena(ENA)を皮切りに市場全体が同一の戦略を採用するようになり、ファンディング収益率が急速に低下した。数十億ドル規模の自動化されたヘッジ注文が市場に殺到し、ショートポジションの物量がロングポジションの需要を圧倒し、これによりファンディングレートが崩壊した。昨年半ばには、このような戦略による収益率が4%以下に落ち込んだ。米国債の利回りにも満たない水準だ。過去の強気相場で25%の収益率を記録したのと対照的だ。業界全体が同一の戦略を展開した結果、アービトラージ自体がアービトラージをなくす構造へと転換した」と指摘した。

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