SC、ステーブルコイン回転率増加が新規需要を抑制
2026.03.31 12:43
グローバル投資銀行スタンダードチャータード(SC)は、ステーブルコインの回転率増加が新規発行需要を抑制する可能性があるとの分析を示した。回転率は、発行されたステーブルコインがどれだけ頻繁に使用されるかを示す指標であり、回転速度が速まれば、同じ供給量でもより多くの取引を処理できる構造である。
SCは報告書を通じて、これまでステーブルコインの回転率は市場拡大とともに安定的に維持されると予想されていたが、実際には使用速度が速まり、供給拡大の必要性が低下する方向に展開していると説明した。既存の新興国における貯蓄手段として活用される分野では、回転率の変化は限定的である。
特にUSDCが回転率の上昇を主導した。2024年半ば以降、ソラナ(Solana)やベース(Base)などのネットワークでの使用頻度が急速に増加し、伝統金融の代替やAI決済分野での活用が拡大した影響である。一方、USDTは新興国の貯蓄需要を中心とした構造を維持し、比較的低い回転率を示している。
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