FRBクック理事、インフレ継続なら利上げの用意があると表明
2026.05.27 20:44
米連邦準備制度(FRB)のリサ・クック理事は5月27日(現地時間)、スタンフォード大学のイベントで「インフレが間違った方向に向かっている」と述べ、この状況が続けば利上げする用意があると明らかにした。
クック理事は、現時点では借り入れコストを据え置くことに重点を置いており、今後数カ月で物価上昇率が再び鈍化すると予想していると前置きした。しかし、「リスク評価を明確にする。リスクは依然としてインフレの上振れ側に傾いている」と強調した。同氏は、5年間物価上昇率がFRBの2%目標を上回っており、価格および賃金決定の行動に物価圧力が定着するリスクがあると指摘した。さらに、「予想された物価鈍化の流れが適時に現れなければ、利上げする用意がある」と付け加えた。
こうした発言は、加速するインフレが労働市場よりも政策上の大きな懸念事項であるという、多くのFRB高官の見方と軌を一にするものである。
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