米BTC現物ETF市場、ブラックロックとフィデリティが席巻 中小は苦戦
2026.06.10 18:31
米国ビットコイン(BTC)現物ETF市場がブラックロック(BlackRock)とフィデリティ(Fidelity)を中心に再編されているとの分析が出た。CoinDesk(コインデスク)が報じた。
ブラックロックのIBITとフィデリティのFBTCは今年に入り、新規機関資金の大部分を吸収している。実際に1月14日にはBTC現物ETFに総額8億4,060万ドル(約1,311億円)が純流入したが、このうちIBITが6億4,840万ドル(約1,011億円)、FBTCが1億2,540万ドル(約196億円)を記録し、全体の90%以上を占めた。4月17日には総額6億6,390万ドル(約1,036億円)が流入し、IBITとFBTCがそれぞれ2億8,400万ドル(約443億円)、1億6,340万ドル(約255億円)を記録し、全体の約3分の2を吸収した。BTC現物ETF市場は、多数の運用会社が競合する構図から、規模と流動性、販売網を持つ少数の事業者が資金の大部分を吸収する勝者総取りの構造へと変化しているという。
これに関連し、sFOXの最高事業責任者(CBO)であるダイアナ・ピレス(Diana Pires)氏は、「最近のBTC価格下落後、買い圧力が流入したものの、意味のある水準での現物需要の回復はまだ見られない」と述べ、「BTC現物ETFからの資金流出が続き、機関投資家も慎重な姿勢を維持している」と指摘した。
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