BTCオプション80%が損失区間入り、満期控え変動性拡大懸念
2026.06.17 11:53
ビットコイン(BTC)価格の下落により、今月満期を迎えるオプション市場で約86億ドル(約1兆3600億円)規模のBTCオプションがアウトオブザマネー(OTM)状態に陥っていることが、CoinDesk(コインデスク)がDeribit(デリビット)のデータを引用して報じた。OTMとは、現在の価格基準でオプションを行使しても利益が出ない状態を指す。
CoinDeskは、6月26日に満期を迎えるオプションの未決済建玉(OI)規模は約106億ドル(約1兆6800億円)に上ると説明した。このうちインザマネー(ITM)オプションは約20%に過ぎず、残りの80%は現在、損失区間に位置しているという。このような構造的な不均衡が、満期前に市場形成者やトレーダーのヘッジポジション調整を誘発し、短期的な変動性を拡大させる可能性があると指摘した。
現在のオプション市場のマックスペイン価格は約74,000ドルで、BTCの現物価格(65,000ドル)より約14%高い水準にある。特に6万ドルのプットオプションに約4.5億ドル(約710億円)、8万ドルのコールオプションに約4.06億ドル(約640億円)規模の未決済建玉が集中しており、これらの価格帯が主要な支持線と抵抗線として認識されている。
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