市場低迷で暗号資産IPO市場が急冷
2026.07.12 23:29
投資銀行コヘン・アンド・カンパニー・キャピタル・マーケッツ(Cohen & Company Capital Markets)のブロックチェーンおよび暗号資産部門総括クリスティアン・ロペス(Christian Lopez)氏は、暗号資産企業のナスダック上場(IPO)計画が市場低迷により延期されていると分析したと、CoinDeskが報じた。
ロペス氏は、昨年10月の過去最大規模の強制清算事態以降、暗号資産市場から多額の資金が流出し、個人投資家もAIや大型技術株に目を向けていると指摘した。暗号資産業界はサークル(CRCL)やブリーシ(BLSH)の上場後、今年も好況を期待していたが、ビットゴー(BTGO)の不振で熱気が冷めたと説明している。
同氏によると、クラーケン(Kraken)の親会社ペイワード(Payward)、コンセンシス(Consensyns)、レジャー(Ledger)、グレースケール(Grayscale)などが上場計画を延期しており、ブロックチェーン・ドット・コム(Blockchain.com)とファルコンエックス(FalconX)のみが上場手続きを進めている状況だという。現在、上場の主な障害は規制状況ではなく資金調達規模であると強調した。
また、ビットコイン(BTC)は市場サイクル理論上、今年10月に底を打った後に回復すると予測。市場状況とは別に、主要機関によるブロックチェーン導入は継続していると付け加えた。
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