米44州司法長官、CFTCに権限なしと主張
2026.07.29 05:19
米44州の司法長官は、米国商品先物取引委員会(CFTC)のスポーツ関連予測市場契約を巡る規制案について、CFTCにはその規制権限がなく、規制案を全面的に修正すべきだとの意見書を提出したと、CNBCが報じた。
司法長官らは、スポーツ関連契約はデリバティブではなく、各州政府が管轄するスポーツベッティングやギャンブルに当たると主張した。そのうえで、指定契約市場(DCM)での取引を認めるのではなく、州法の適用対象であることを明確にすべきだと訴えた。
一方、管轄権そのものを否定する司法長官らとは異なり、CMEグループ(CME Group)は、CFTCが「ゲーミング」をスポーツに金を賭けるベッティングではなく、スポーツ競技そのものとして定義した点を問題視した。この定義では、商品取引法が州政府のスポーツ規制に優先することになり、CFTCの権限が過度に拡大するとの指摘である。
これに対し、CFTCと予測市場プラットフォーム各社は、すべてのイベント契約はCFTCの管轄下にあるデリバティブだとして反論している。現在、CFTCは予測市場の規制権限を巡り9州と訴訟を進めており、ミシガン州やミネソタ州などでは、予測市場の容認可否を巡って裁判所の判断が分かれている。
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