モルガン・スタンレー幹部「9時5時の銀行業務は終焉へ」
2026.07.29 16:37
モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)の銀行・多角化金融リサーチ部門グローバル責任者ベッツィ・グラセック(Betsy Graseck)は、トークン化資産への移行が暗号資産の枠を超える意味を持ち、従来の午前9時から午後5時までの銀行業務の時代は終わりに近づいていると述べたと、コインデスク(CoinDesk)が報じた。
グラセック氏はデジタル資産に関するパネル討論で、銀行員のように決まった勤務時間に縛られる時代は終わりつつあり、これは金融市場全体に広がる大きな流れを反映していると説明した。銀行や取引所は、資産が営業時間内に限らず24時間移動できるよう支える技術への投資を進めているという。
また、投資家の需要はもはやビットコイン(BTC)などの暗号資産だけにとどまらないとし、機関投資家は現金の移動性改善や担保効率の向上、新たな投資機会の創出を目的にトークン化へ注目していると強調した。そのうえで、こうした流れを無視する企業は後れを取るリスクがあり、デジタル資産環境への移行に合わせてシステムを近代化しなければ成長基盤を築けないとの見方を示した。
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