AIエージェント、ハッカーに前例のない攻撃手段を提供か
2026.08.20 03:17
業界幹部らはワイオミング・ブロックチェーン・シンポジウム2026のパネル討論で、自律型AIエージェントの急速な普及がWeb3の利便性を高める一方、悪意あるハッカーに前例のない規模の攻撃手段を与えかねないと警告したと、ザ・ブロック(The Block)が報じた。
グローバル・セトルメント・ネットワーク(GSN)のライアン・カークリーCEOは、過去の大規模ブリッジハッキング事件に触れつつ、今後起こり得るAIベースのハッキングと比べれば、数兆ウォン規模のブリッジ流出でさえ小規模に見えるとの見方を示した。
同氏によると、これまでは個人ウォレット1件を狙う攻撃は、投じる時間に対して効率が低く、個別攻撃は敬遠されがちだった。しかし、AIエージェントを活用すれば、Wi-Fi、パスワード、ウォレットを対象にした同時多発的かつ自動化された大規模攻撃が可能になるという。
また、自律型AIエージェントが法令に違反したり、予期せぬ資金損失を引き起こした場合に、誰が資金回収を担うのか、最終的な法的責任を誰が負うのかといった規制の枠組みは、なお整備されていないという。この点が、大衆向けの本格普及に向けた最大の障害として挙げられた。
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