フィデリティ、AIエージェント巡る6リスク指摘
2026.08.20 12:10
フィデリティ・デジタル・アセッツ(Fidelity Digital Assets)は、AIエージェントの普及がパブリックブロックチェーンの成長につながるとする投資論理を脅かし得る6つのリスクを示したと、ビーインクリプト(BeInCrypto)が報じた。
リスクの1つとして、AIエージェントがパブリックブロックチェーンを利用しない可能性を挙げた。ビッグテックやフィンテックのクローズドなシステムが、性能やコスト、ユーザー体験、規制の明確性を武器に関連需要を吸収する可能性があるとした。
また、決済の増加がブロックチェーンのネイティブトークンの価値上昇に直結しない可能性も指摘した。決済拡大で取引量は増えても手数料は低く、より大きな恩恵を受けるのはステーブルコイン発行体や関連サービス企業になり得ると分析した。
このほか、AIによるソフトウェア生産の増加が経済的価値の拡大を保証しない点や、AIが開発を汎用化することで技術そのものより流動性、流通網、セキュリティ、信頼が中核的な競争力として浮上し得る点もリスクに挙げた。
さらに、AIはコード作成コストだけでなく脆弱性の発見コストも下げるため、セキュリティ脅威を拡大させる可能性があるとした。規制・コンプライアンス面では、機関投資家の採用過程で本人確認や権限管理の仕組みが明確なシステムが、パブリックブロックチェーンより好まれる可能性があると付け加えた。
最初のコメントを残してください
コメントを残すにはログインが必要です
ログイン