韓国・未来アセット会長、BTC投資に否定的見解
2026.08.26 11:33
韓国の未来アセットグループのパク・ヒョンジュ会長兼グローバル戦略家(GSO)は、ビットコイン(BTC)投資について否定的な見方を示した。パク会長は8月26日、韓国・ソウル市鍾路区のフォーシーズンズホテルでデジタルXの役職員らと会い、「ビットコインでお金を稼いだ人はほとんどいない。ほぼ身を持ち崩すレベルだ」と述べた。韓国メディアが報じた。
同氏は続けて、「そこに融資まで受けて、なぜやるのか分からない」と語り、「株式投資でもそのようなやり方はすべきではない。どの資産でも同じだ」と強調した。
以下は、パク会長の暗号資産関連の主な発言である。
- デジタルXが黒字化すれば、来年第1四半期中に追加増資を進める考えだ。規模は2,000億〜3,000億ウォン(約220億〜330億円)で、戦略的投資家向けに実施する方針である。
- 状況を見て、デジタルXと取引する顧客にも第三者割当増資の機会を与える考えを示した。
- 「未来アセットには顧客資産1,500兆ウォン(約165兆円)が保管されている。この資産はデジタル化されるだろう。未来アセットが思い切った増資を行い、グローバルに多様な投資を進めれば、2027年の黒字達成は可能だ」と述べた。
- 過去の暗号資産取引所については、韓国の取引所にだけ上場されたアルトコインを数百銘柄も無差別に上場させてきたと指摘し、自身の見方では詐欺に等しい行為だと批判した。
- さらに、「80〜90%の顧客が損失を被るような質の低いコインを上場させ、会社が手数料で利益を得ることが成功なのか」と反問し、それを認識しながら手数料目的で続けたのであれば犯罪行為だと主張した。
- 国境をまたぐクロスボーダー(Cross-border)分散型金融(DeFi)については実現が難しいとの見方を示した。通貨政策と通貨主権を持つ国家である韓国が、それを弱める国境間DeFiを認める可能性は低いと述べた。
- 一方で、サムスン電子やSKハイニックスの持ち分を細分化してSTO化する巨大市場が開かれる可能性があるとし、デジタルXは既存の暗号資産取引を超え、RWAとSTOを包含する「オンチェーンファイナンス」プラットフォームへ進化すべきだと語った。
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