米当局とクラウドストライク、暗号資産窃取ボットネット解体
2026.09.02 13:26
米サイバーセキュリティ企業クラウドストライク(CrowdStrike)と連邦法執行機関は、利用者の暗号資産ウォレットアドレスを密かに書き換えて資金を盗んでいたボットネット「サリティ」を解体したと、コインデスク(CoinDesk)が報じた。
サリティは2003年から活動しており、直近8年間は暗号資産送金の乗っ取りに使われていた。攻撃の中核は、利用者のクリップボードを監視するマルウェア「エグジャッカー」だった。利用者がビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のウォレットアドレスをコピーすると、エグジャッカーがこれを検知し、攻撃者のウォレットアドレスに置き換えていた。
被害者がアドレスの改変に気付かないまま貼り付けて送金すると、資金は攻撃者側に送られる仕組みだった。クラウドストライクは、8年間で少なくとも1,210万ルーブル、15万ドル(約2,200万円)が盗まれたと推計した。さらに、攻撃者が盗んだ暗号資産の 상당部分を保有し続けたため、価格上昇に伴って2025年初めには資産価値が最大135万ドル(約2億円)まで膨らんだという。
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