FRBウォラー理事、8月物価次第で据え置きか利上げ検討
2026.09.03 12:31
米連邦準備制度理事会(FRB)のクリストファー・ウォラー理事は、8月のインフレ指標が最近の鈍化傾向を維持すれば政策金利の据え置きを支持する一方、物価指標が強ければ9月の利上げ支持も検討すると述べた。
同理事は、インフレが大幅に加速しなくても、より引き締め的な政策スタンスを正当化し得ると指摘した。8月の物価データで鈍化の流れが反転した場合には、政策金利の「小幅調整」が進展回復に役立つ可能性があるとの見方も示した。
あわせて、物価と経済見通しは軍事衝突や通商政策、人工知能(AI)などの影響をどの程度受けるか不確実性が大きいと説明した。その上で、GDP成長はなお堅調であり、株高が消費拡大を下支えする可能性があると付け加えた。
エネルギー価格の上昇や関税については、持続的なインフレ圧力の明確な原因ではないとの認識を示した。労働市場の状況は良好で、8月の雇用統計もこうした傾向を維持するとの見通しを示したほか、インフレには一定の上振れリスクがあるとしつつ、賃金上昇率は想定通りで2%水準に回帰しつつあると述べた。
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