富裕層の暗号資産投資、障壁はリスクより複雑さ
2026.09.23 14:52
暗号資産レンディング企業のネクソ(Nexo)は、富裕層の長期資産管理戦略に暗号資産を組み入れる上で最大の障壁は、リスク懸念よりも実際の活用過程で生じる運用上の不便さや複雑さだとする調査結果をまとめたと、フィンボールド(Finbold)が報じた。
この調査は米国、英国、アルゼンチンの富裕層を対象に実施された。投資規模、保有期間、退職後の資産計画への反映、伝統的資産の代替可否、リスク認識を基準に、暗号資産が投資家の金融生活にどの程度深く浸透しているかを1〜10点で評価した。
その結果、回答者の3分の2が暗号資産を保有しているにもかかわらず、平均スコアは4.83点にとどまった。これは、多くの投資家が暗号資産へのエクスポージャーを持ちながらも、なお本格的な資産形成の手段としては位置付けていないことを示す。
調査参加者のうち、暗号資産を長期的な財務計画の一部とみなす水準である7点以上を記録した投資家は4.7%にすぎなかった。また、回答者の約20%は、今後10年間で暗号資産が給与や株式、不動産を上回る個人資産拡大の最重要ドライバーになると予想していると答えた。
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