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ヴィタリック、AIの暗号解読リスクに警鐘

2026.10.07 23:45
イーサリアム(ETH)創設者のヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)は、AIの発展によって既存の暗号体系が想定より早く無力化される可能性に備える必要があるとの認識を示した。特に、耐量子暗号として注目される格子ベース暗号についても安全とは言い切れないと、Xへの投稿で述べた。 一方で、現時点で資産を別のウォレットへ急いで移す必要はないと強調した。同氏は、AIが2年以内に50年分の数学的進歩を実現すれば、楕円曲線暗号だけでなく格子ベース暗号も現在の想定よりはるかに容易に破られる可能性があると指摘した。そのため、リーン・イーサリアム(Lean Ethereum)はこの1年間、格子ベース技術ではなくハッシュベース方式を採用してきたと説明した。 また、手間でなければ取引に使っていないアドレスに資産を保管する方が望ましいとしつつ、誤った移転によって損失が生じるリスクにも注意を促した。 これに先立ち、イーサリアム財団(Ethereum Foundation)の研究員ジャスティン・ドレイク(Justin Drake)は、AIによってECDSA公開鍵から秘密鍵を導き出せる時期が数カ月以内に訪れる可能性があるとし、未使用の新規アドレスへ資産を段階的に移すよう勧告した経緯がある。
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