ホスキンソン、ブテリンの格子暗号リスク論に反論
2026.10.09 05:57
カルダノ(ADA, エイダ)創設者のチャールズ・ホスキンソン氏は、AIの発展によって格子ベース暗号の安全性が脅かされる可能性があるとするイーサリアム(ETH)創設者のヴィタリック・ブテリン氏の主張に反論した。
同氏はXで、格子暗号は数十年にわたり多くの研究者によって集中的に研究されてきた分野だと指摘した。既存の攻撃手法はすでにセキュリティパラメータの設定に反映されており、防御は可能だとしたうえで、具体的な攻撃アルゴリズムやコスト分析もなく鍵サイズを10倍に増やすべきだとする主張は根拠に乏しいと述べた。
さらに、ハッシュベースの暗号構造も代数的構造を持っており、実際のハッシュ関数に対する攻撃事例も存在すると説明した。そのうえで、格子ベース暗号だけが特別にAIの脅威にさらされているとみる理由はないとし、実際の攻撃事例が確認されればそれを検証してセキュリティパラメータを調整するのが合理的な対応だと主張した。脅威の程度が確認される前に、耐量子暗号の主要分野である格子暗号を避けるよう促すのは性急な助言だとも付け加えた。
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