長期保有者の取引所入金3.2万BTC、潜在売りは半分以下
2026.10.12 01:52
オンチェーンアナリストのマーフィー(Murphy)は、10月7日から8日にかけて長期保有者(LTH)が取引所に入金した約3万2,000BTCのうち、潜在的な売り圧力に当たるのは約1万4,800BTCだとの分析を示した。
同氏はXで、同じ期間に米政府関連ウォレットからコインベース・プライム(Coinbase Prime)へ約1万7,200BTCが入金されたと説明したうえで、政府保有分を一カ所に集約して保管したり、法的手続きのために移動したりした可能性があり、売却と断定するのは難しいと述べた。
一方、残る1万4,800BTCは主に保有期間6〜12カ月と3〜5年の物量で、潜在的な売り圧力に当たると分析した。ただ、弱気相場から強気相場へ移行する局面では、長期保有者の売りを必ずしも悪材料とみる必要はないとの見方も示した。
過去にも価格調整局面ごとに売りは増加したが、売り物が先に消化されることで、その後の値動きへの負担はむしろ軽くなったと指摘した。最近はさらに古い保有分まで動き始めており、10月8日に長期保有者が移動させたBTCの平均保有期間は712日と、7月14日の651日を上回ったという。
そのうえで、強気相場が続けば長く眠っていた物量も順次市場に出てくるのは自然な流れであり、重要なのは市場がこうした売りをどの程度吸収できるかだと強調した。新規需要が十分であれば、売りが上昇基調を阻むことはないと説明した。
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