分析 バイナンスのホットウォレット流出、北朝鮮関与か
2026.10.29 21:27
ユガラボ(Yuga Labs)のブロックチェーン担当VPであるクイット(Quit)は、バイナンス(Binance)のホットウォレット流出事故の背後勢力について、北朝鮮の可能性が高いとの見方を示したと、コインネスが報じた。
クイット氏はXで、今回の事案で不明瞭な点として、なぜリレイヤー(Relayer)が必要だったのかを挙げた。攻撃者がバイナンスのウォレット秘密鍵を奪取していたのであれば、リレイヤーを経由せず、アトミックバンドルを通じて資産を直接送金できた可能性があると指摘した。
その上で、攻撃者は秘密鍵そのものを保有していたのではなく、フィッシングなどを通じて取得したEIP-7702の認可署名(Auth signatures)のみを確保していたとみるのが妥当だと説明した。背後勢力については、ラザルスなどを含む北朝鮮(DPRK)と推定して差し支えないとの見解も示した。
リレイヤー(Relayer)は、トランザクション署名者に代わって取引を収集し、自らガス代(ネットワーク手数料)を負担してオンチェーンネットワークに実際の取引を送信する中継主体を指す。
以前の関連速報
最初のコメントを残してください
コメントを残すにはログインが必要です
ログイン