ビットコインのAI監査、重大脆弱性ほぼ見つからず
2026.10.30 11:39
ビットコイン(BTC)プロトコルを対象に実施された最先端の人工知能(AI)セキュリティ監査では、わずかな脆弱性しか見つからなかったと、トラストノード(Trustnodes)が報じた。
コインベース(Coinbase)の最高情報セキュリティ責任者(CSO)ジェフ・ラングホファー(Jeff Lunglhofer)氏は、AIモデルが2件の軽微な問題を特定したと明らかにした。ジャック・ドーシー氏が率いるブロック(Block)の別の研究チームも、AIを活用して中程度の脆弱性1件を発見した。
この脆弱性はLinux以外のプラットフォームでのみ動作するという。悪意あるピアがTCP緊急アウトオブバンドデータを送信し、ノードのメモリを枯渇させる恐れがあるとされる。
残る2件は、ノードが一時停止した状態でピアの待機キューによりメモリ使用量が増加する問題と、ブロックチェーン再編成(reorg)の過程でまれに発生する問題である。
今回の監査には、Kimi K3、Mythos 5.1、オープンAIのDaybreak Red、Cyber Unlocked Fableなど複数のAIモデルが活用された。見つかった全ての内容は異なるモデルで相互検証され、脆弱性候補については攻撃シナリオとのひも付け、エクスプロイトの開発、検証まで実施された。
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