10Xリサーチ "BTC、さらなる下落の見通し"

仮想通貨市場分析会社10xリサーチ(10x Research)が最近のレポートで「昨日のビットコインは、日本銀行の金利引き上げ暫定中断言及後、ラリーを試みたが、現物ETFとステーブルコインなどで資金流出が続き、結局失敗した」と分析した。続けて、「前日、暗号通貨マーケットメイキング会社ジャンプトレーディングの追加売りも確認された。BTCは56,000～57,000ドルで抵抗にぶつかり、ラリーが持続できなかった。日本中央銀行は金利引き上げを一時停止しただけで、再び引き上げに踏み切る可能性がある。市場が円キャリートレード(低金利の円を借りて高金利や高利回りが期待される外国債券や株式に投資する金融手法)の清算懸念から脱却しても、ナスダックの下方リスクは持続するだろうし、BTCも追加下落が現れる可能性がある」と説明した。