ドラゴンフライの役員「トークン化証券、暗号資産産業に実質的利益なし」
2025.10.01 05:40
トークン化された証券は伝統的な金融市場にとって魅力的な戦略になり得るが、暗号資産(仮想通貨)業界が利益を得る可能性は低いとの見方が出ている。暗号資産ベンチャーキャピタル会社ドラゴンフライのジェネラルパートナー、ロブ・ヘディック氏はコインテレグラフとのインタビューで、「伝統的な金融は24時間取引を望んでおり、トークン化された証券は収益モデルにも有利な構造だ。しかし、イーサリアムなどの主要ブロックチェーンがトークン化された証券による実質的な恩恵を受けられるかは疑問だ。米国証券取引委員会(SEC)が株式のブロックチェーン取引を認める案を模索中だが、機関投資家はパブリックチェーンよりも独自のチェーンを好むからだ。ロビンフッドやストライプのように独自のチェーンを構築しようとする動きが代表的だ。機関投資家はブロック空間をミームコインと共有したり、収益構造を分けたりすることを望んでいない」と説明した。
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