OKX CEO「USDeはステーブルコインではなく、トークン化されたヘッジファンドに近い」

OKXのCEOであるジェイソン・シュウ氏はX（旧Twitter）で、「USDeは1対1でペッグされたステーブルコインではなく、トークン化されたヘッジファンドと見なすのが適切だ」と述べた。そして、「ヘッジファンドは一般的にデルタニュートラルを基盤としたトレーディングなど、リスクの少ない戦略を使用するが、自動レバレッジ解消（ADL）、取引所の問題、カストディのセキュリティ問題など、それなりの問題もある。USDeをステーブルコインと定義したり、最近の価格変動をデペッグと表現したりするのは不適切だ。トークン化されたヘッジファンドは、米ドルに固定されるように設計されているわけではない。そのため、USDeを担保システムに含めることを決定したならば、強力なリスク軽減措置を講じなければならない。USDeをステーブルコインとして扱う場合、仮想通貨産業全体にシステミックリスクをもたらす可能性がある」と強調した。