分析「BTC、現在は『心理的過売』状況…長期投資家には買いのチャンス」

ビットコインが史上最高値から36％下落した現在の状況は心理的な過売であり、長期投資家には買いのチャンスとなり得るとK33リサーチが分析した。BTCは過去1ヶ月間、約70％の期間でナスダックに対し低い価格変動を見せ、米国株式市場との相関も急増した。ただし、BTCは米株式市場が下落する際にはより急激に下落し、反騰する際には弱いパターンを見せた。K33リサーチは「このような動きはリスクオフ環境の中で持続的な売り圧力が反映されたためだ。先月21日の急落時、BTCが8万500ドルを下回った際に現物取引量が急増するなど、市場飽和の兆候も見られた。現物ETFから6万2000 BTCが純流出するなど、この動きは一時的なパニックと解釈される。最近の市場は弱気を見せているが、暗号資産市場は政策的変化を経たため、以前のサイクルとは本質的に異なり、長期投資を始めるのに良い時期だ。ただし、依然として無期限先物市場では未決済建玉（OI）の規模が大きく、BTCはW字回復パターンを見せることが多いため、全額を投資するには難しい時期だ」と説明した。