コインベースCEOとフランス中央銀行総裁、ステーブルコインの利子支払い巡り舌戦
2026.01.21 23:42
コインベースのブライアン・アームストロング最高経営責任者(CEO)と、フランス中央銀行のフランソワ・ビルロワ・ド・ガロー総裁が、ステーブルコインの利子支払いに関して意見の対立を見せたとコインデスクが伝えた。アームストロング氏はダボス世界経済フォーラム(WEF)のパネル討論で、「ユーザーは自分の金で収益を得る権利がある。国家競争力の観点からもステーブルコインの利子支払いは必要だ。中国はすでに中央銀行デジタル通貨(CBDC)であるデジタル人民元について利子支払いを許可したことがある。米国がステーブルコインの利子支払いを禁止した場合、競争者たちだけが繁栄することになるだろう」と強調した。一方、ビルロワ総裁は、「利子を支払う民間トークンは、伝統的な銀行システムにリスクをもたらすだろう。デジタルユーロに利子を支払うべきだとは考えていない。公共の目的は金融システムの安定性の維持でなければならない」と反論した。一方、両者はビットコインについても意見の相違を見せた。アームストロング氏が「ビットコインは発行主体自体が存在しないため、誰にもコントロールできないという点で中央銀行よりも独立している」と述べると、ビルロワ総裁は「規制のないステーブルコインや民間通貨は、国家の通貨主権の喪失をもたらす政治的脅威となり得る」と応酬した。
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