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カリフォルニア工科大、量子コンピュータによる暗号資産解読の脅威を警告

2026.04.01 01:17
カリフォルニア工科大、量子コンピュータによる暗号資産解読の脅威を警告カリフォルニア工科大学(Caltech)の研究チームと量子スタートアップのオラトミック(Oratomic)は、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の暗号体系を解読するのに必要な量子コンピュータの仕様が、予想よりもはるかに低くなっているようだとの報告書を発表したと、Decryptが報じた。 報告書は、「レーザーを用いて個々の原子を制御する『中性原子システム』を利用した場合、1万個レベルのキュービット(原子コンピューティング単位)でも、BTCやETHに用いられる楕円曲線暗号(ECC)の公開鍵から秘密鍵を抽出できる可能性がある」と警告した。 同メディアは、「技術的な可能性が直ちに実用化段階を意味するわけではないものの、量子コンピュータの脅威は各国政府やテクノロジー企業の対応体制に警鐘を鳴らしている。ETHは今年のロードマップの主要課題として量子セキュリティを提示しており、BTCも量子耐性署名アルゴリズムの導入を進めている」と説明した。 これに先立ち、グーグルも暗号資産が量子コンピューティング攻撃により早く突破される可能性があるとの趣旨の報告書を公開した経緯がある。

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