ムーディーズ、大手金融機関のトークン化は緩やかに始まり急拡大へ
2026.05.14 03:55
グローバル信用格付け会社ムーディーズ(Moody's)は、米国主要銀行や金融機関による資産トークン化とデジタル金融への移行が、緩やかに始まり急激に拡大するだろうとの見通しを示したと、コインテレグラフ(Cointelegraph)が報じた。
ムーディーズは最近の報告書で、機関投資家によるトークン化は現在、ファンドや短期金融商品といった単純な資産クラスを中心に限定的に進んでいるものの、将来的にはより多くの資産と市場参加者に拡大する可能性を予想していると述べた。大手銀行や金融インフラ企業のほとんどが、すでにデジタル資産専門組織を構築し、パイロットプロジェクトに参加しているという。
さらに、将来の金融システムは「漸進的成長」「低成長」「急激な拡散」の3つの経路で展開する可能性があり、最も可能性が高いシナリオは、ステーブルコインと預金トークンが普及した後も既存の銀行や資産運用会社が中核的な役割を維持する形態だと説明した。一方、トークン化が急速に拡大した場合、ステーブルコインがオンチェーン決済インフラとして定着することで、一部の決済業者や銀行などは収益性への圧力を受ける可能性があると付け加えた。
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