米イラン合意期待で原油急落、リスク資産選好強まる
2026.05.24 22:19
ホルムズ海峡の航路再開と原油輸送正常化の合意が間近であるとの楽観論が広がり、原油価格とドルが共に下落し、リスク資産選好の心理が再燃している。
WTI原油は25日(現地時間)の早朝取引で5%超急落し、豪ドルや南アフリカランドなどリスクに敏感な通貨はドルに対して上昇した。S&P500指数先物も上昇傾向を示しており、同指数は23日(現地時間)に史上最高値に迫る水準で取引を終えていた。
米国高官は25日、米国とイランがホルムズ海峡の再開合意に近づいているものの、主要な文言を巡る交渉が進行中であり、最終承認には数日かかる可能性があると明らかにした。
一方、イランの半官営タスニム(Tasnim)通信は、米国がイランの資産凍結解除要求など一部の主要条項で障害を設けており、合意草案が頓挫する可能性があると警告した。
IGシドニー支社のトニー・シカモア(Tony Sycamore)アナリストは顧客向けレポートで、「先週金曜日の市場の上昇モメンタムが継続するだろう」と述べ、「合意が依然として頓挫する可能性はあるものの、現時点では金融市場がこれらの報道を信頼する方向に傾いているようだ」と分析した。
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