クロード・ミトス、DeFiセキュリティの脅威となる可能性
2026.06.10 05:17
アンソロピック(Anthropic)が新たなAIモデル「クロード・ミトス(Claude Mythos)」の初の公開バージョン「フェイブル5(Fable 5)」をリリースしたことを受け、暗号資産(仮想通貨)業界ではスマートコントラクトの脆弱性が悪用される可能性に対する懸念が浮上していると、CoinTelegraphが報じた。
ムーンロック・キャピタル(Moonrock Capital)創業者のサイモン・デディック氏はXを通じて、「フェイブル5の登場により、スマートコントラクトの脆弱性を見つけるために必要なコストと技術的障壁が事実上ゼロに近づくだろう。監査を受けていないDeFiプロトコルは容易な攻撃対象となり得るほか、既存の脆弱性もフォークプロジェクトに対して繰り返し悪用される可能性がある」と警告した。
一方、カーブ・ファイナンス(CRV)共同創業者のマイケル・エゴロフ氏は、「ミトスが一般的なソフトウェアで脆弱性を発見した成果が、DeFiスマートコントラクトでも同様に再現される保証はない。むしろ、マルチシグウォレットやフロントエンドのサプライチェーン攻撃など、運用セキュリティ(OpSec)の領域でより大きな脅威が生じる可能性がある」と述べた。
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