SWIFT、預金トークンの銀行間相互運用性が課題と指摘
2026.06.18 02:46
国際銀行間通信協会(SWIFT)は、銀行預金をブロックチェーンに移した預金トークンが実際に普及するには、銀行間の相互運用性の確保が鍵となるとの見方を示した。
SWIFTのジャック・ポウデロージェン(Jack Pouderoyen)デジタル資産戦略総括は、同協会のブログ投稿で「課題は預金トークンの開発ではなく、特定の銀行ネットワークを超えて他の銀行でも利用できる資金を創出することだ。銀行共通の標準と運用規則、そして幅広い参加が必要である」と指摘した。同氏は続けて、「現状では、預金がトークン化されても、発行銀行の顧客確認(KYC)手続きや銀行間の既存協定により送金が制限され、他の銀行で直ちに利用することが難しい点が限界である。SWIFTは、新たな決済ネットワークを構築することなく、標準を定め、銀行間の取引を接続・調整することで互換性の実現を支援できる。決済を最終確定する法的権限は、これまで通り銀行と決済システムが保持すればよい」と説明した。
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