アダム・バック氏「ビットコインはサトシ単独の成果ではない」
2026.06.18 13:02
ビットコインインフラ開発企業ブロックストリーム(Blockstream)のCEOで暗号学者であるアダム・バック(Adam Back)氏は、「ビットコイン(BTC)はサトシ・ナカモトが単独で作成したものではなく、サイファーパンクコミュニティの集合的な研究成果である」と述べた。
同氏は、「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)ベースのデジタル通貨の概念は、BTCのホワイトペーパー発表以前から議論されてきた」と指摘。さらに、「サトシは、自身が1997年に開発したハッシュキャッシュ(Hashcash)を含め、ハル・フィニー(Hal Finney)氏やニック・サボ(Nick Szabo)氏などのアイデアを組み合わせて、実際に機能するプロトコルを実装した」と説明した。
また、同氏は「サトシの最大の功績は、二重支払い問題を解決し、既存の分散したアイデアを一つのネットワークに統合したことである」と評価した。
続けてアダム・バック氏は、最近提起されているサトシの身元特定を試みる動きに関して、自身がサトシであるという主張を改めて否定。「業界関係者に対する過度な身元特定は、セキュリティリスクを引き起こす可能性がある」と警告した。
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