USDT・USDC流通量が増加転換、流動性は初期回復段階
2026.08.27 16:42
USDTとUSDCの合算流通量は2026年8月に約17億ドル(約2,550億円)増加し、3カ月続いた減少傾向が止まったと、ウーブロックチェーン(WuBlockchain)が集計したデータで示された。
合算流通量は5月から7月まで、月次でそれぞれ約26億ドル(約3,900億円)、60億ドル(約9,000億円)、22億ドル(約3,300億円)減少していた。
過去データでは、月間ステーブルコイン増加額が100億ドル(約1兆5,000億円)を超える局面が、より強い流動性拡大の重要な分岐点とされる。月間増加額は2021年と2024年末にそれぞれ180億ドル(約2兆7,000億円)を上回り、2025年の強気相場でも80億ドル(約1兆2,000億円)〜120億ドル(約1兆8,000億円)に繰り返し到達していた。
これと比べると、足元の17億ドル増はなお緩やかな水準にとどまる。ビットコイン(BTC)が約60,000ドル(約900万円)から80,000ドル(約1,200万円)近くまで反発したにもかかわらず、ステーブルコイン流通量の増加ペースは過去の強気相場局面で見られた水準をまだ回復していない。
このため、現在の動きは大規模な流動性拡大の新たな局面というより、初期段階の流動性回復を反映している可能性が高い。
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