BIS総支配人、ステーブルコインの決済信頼性に疑問
2026.08.29 02:00
国際決済銀行(BIS)のパブロ・エルナンデス・デ・コス総支配人は、ステーブルコインは大規模な決済手段として信頼性を備えにくいとの見解を示したと、ロイター(Reuters)が報じた。
同氏はジャクソンホール経済政策シンポジウムで、ステーブルコインとトークン化預金は共存し得るものの、日常的な決済はトークン化預金が担い、ステーブルコインの活用は特殊な目的に限定されるべきだと述べた。
その上で、ステーブルコインは米国債需要を押し上げ、政府の借り入れコストを引き下げる側面がある一方、銀行預金がステーブルコインに流出すれば、銀行の資金調達コストが上昇し、一般顧客向け貸出金利の上昇につながる可能性があると言及した。
BISはこれまでも、ステーブルコインに対して否定的な見解を継続的に示してきた経緯がある。
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