イラン、制裁回避で暗号資産活用拡大 昨年100億ドル規模
2026.09.09 05:07
イランは、米国の制裁と封鎖による貿易の混乱を最小限に抑えるため、暗号資産の活用を拡大していると、フィナンシャル・タイムズ(Financial Times、FT)が報じた。
イラン中央銀行はここ数カ月、企業が輸出代金を国内に持ち込めるよう外為規制を事実上緩和しており、この過程でテザー(USDT)やビットコイン(BTC)を利用した国際決済も容認していると伝えられている。
TRMラブス(TRM Labs)によると、2025年にイランを通じて移動した暗号資産の規模は約100億ドル(約1兆4,700億円)に達した。イランは暗号資産のマイニングも制裁回避の手段として活用してきた経緯がある。
エリプティック(Elliptic)は、世界のBTC採掘量の約4.5%がイランで発生していると推計した。FTは、米国の金融圧力が強まる中で、イランにおける暗号資産の重要性が一段と高まっていると伝えた。
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