BTC、現物需要弱く先物主導の市場に
2026.09.29 15:43
暗号資産分析企業クリプトクアント(CryptoQuant)のアナリスト、ダークフォスト(Darkfost)氏は、現在のビットコイン(BTC)市場について、現物取引量に比べて先物取引量の比重が極めて高い状況にあると伝えた。
同氏は、バイナンス(Binance)基準でこの比率が約0.12水準にあるとし、市場がほぼ90%に近い先物取引によって動いていることを意味すると説明した。現物に1ドルが投資される間に、先物には約9ドルが投じられている計算で、両者の差は大きいという。
一方、未決済建玉(OI)は減少している。バイナンスのOIは週間ベースで106億ドル(約1兆5,900億円)から92億ドル(約1兆3,800億円)へ減少したが、現物需要が弱いため比率は改善していないと述べた。
その上で、強気相場は投機需要の回復から始まることが多く、まず投機資金が流入して上昇のきっかけを作り、その後に現物需要がそれを支えることで上昇基調が続く場合があると指摘した。ただ、足元ではその現物需要が不足しているとし、現在の反発が主として先物市場に主導されている以上、現物需要が追随しなければ反発基調は急速に不安定化する可能性があると説明した。
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