BTCは単純な調整ではなく下落相場初期に突入か
2026.02.11 09:31
暗号資産市場は現在、上昇相場内の調整局面ではなく、構造的な下落相場の初期段階に突入したとの見方が示された。暗号資産アナリストのXWINリサーチ(XWIN Research Japan)は、クリプトクアントへの寄稿文を通じて、BTCは下落圧力がやや優勢であるものの、市場参加者はこれを受け入れていないと説明した。
同氏は、2022年の下落相場を経験したことで、現状を下落相場と定義することをためらう心理が働いていると指摘。また、現物ETFの導入、機関投資家の参加拡大、インフラ改善など、ビットコイン市場の構造が一層強固になった点が、過去のような急激な下落相場が再来しにくいという期待を高めていると述べた。
しかし、下落相場を判断する基準は単なる価格ではなく、需給、資金の流れ、投資心理の変化である。現在の恐怖・貪欲指数は極端な恐怖水準に達しており、市場心理が大きく冷え込んでいることを示している。過去のサイクルでも、価格が本格的に調整される前に投資心理が先に冷え込むパターンが繰り返されてきた。BTCはすでに「クリプトウィンター」に突入している可能性が高いが、現在形成された価格と強化された市場構造が市場参加者の認識を遅らせているに過ぎない。今後、ETFへの資金流入が安定し、オンチェーンでの売り圧力が鈍化すれば、見通しは変わり得るとXWINリサーチは付け加えた。
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