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ジェーン・ストリート、テラ崩壊直前に1.92億ドル相当のUSTを売却か

2026.05.20 11:55
グローバルなクオンツトレーディングおよびマーケットメイキング企業であるジェーン・ストリート(Jane Street)が、テラフォームラボの内部者との非公開テレグラムチャットルームを通じて内部者情報を入手し、テラ崩壊直前に約1億9200万ドル(約288億円)相当のUSTを売却したという疑惑が浮上したと、CoinDesk(コインデスク)が報じた。 同メディアは、マンハッタン連邦裁判所に提出された訴状において、テラフォームラボの破産管財人側が、ジェーン・ストリートが「ブライスの秘密(Bryce’s Secret)」というテレグラムチャットルームを通じて、テラの内部状況を崩壊前にすでに把握していたと主張していると伝えた。当時ジェーン・ストリートの従業員だったブライス・プラット(Bryce Pratt)氏は、テラフォームラボの元インターンであり、内部者との連絡網を通じてジェーン・ストリートに情報を提供していたとされる。ジェーン・ストリートはこれに基づき、2022年5月7日に保有していた約1億9300万UST(約290億円相当)を崩壊直前に全量売却したとされている。特に、テラフォームラボがカーブファイナンス(CRV)プールから1億5000万ドル(約225億円)相当の流動性を回収した9分後に、ジェーン・ストリートが8500万ドル(約128億円)相当のUSTを売却したという内容も含まれている。破産管財人側は、ジェーン・ストリートがその後ショートポジションを通じて約1億3400万ドル(約201億円)の利益を得たという疑惑も提起していると説明した。 ジェーン・ストリートは当該訴訟について、「テラおよびルナ投資家の損失は、テラフォームラボ経営陣による数十億ドル規模の詐欺に起因するものだ」と述べ、「根拠のない主張には強力に対応する」と反論した。

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