グラスノード、BTC供給量の10%が量子コンピューティングに脆弱
2026.05.20 15:48
グラスノードは、ビットコイン(BTC)の総供給量の約10%が、量子コンピューティング技術の発展により構造的に不安定な状態にあると指摘する報告書を発表したと、Cointelegraphが報じた。
これは、これらのビットコインがアドレス管理方式に関わらず、設計上公開鍵を露出するためだという。報告書は「約192万BTCがこれに該当する」と説明。さらに、「サトシ・ナカモト時代のP2PK(Pay-to-Public-Key)出力、P2MS(Pay-to-Multisig)のような既存のマルチシグ構造、そしてP2TR(Pay-to-Taproot)出力といった方式は、設計上、公開鍵あるいはそれに準ずる情報を露出させる」と述べた。今回の研究結果は、量子コンピューティング攻撃に対応するため、安全な経路を実装する必要性を示していると指摘し、BIP-360(量子コンピューティング攻撃に強力に対応するウォレット形式を導入し、自発的な移行を可能にすることを骨子とする)で提案されたPay-to-Merkle-Root(P2MR)出力タイプの導入を例として挙げた。
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