テザー共同創業者、既存ステーブルコインの構造的欠陥を指摘
2026.06.20 12:40
USDTの開発に携わったテザー(Tether)共同創業者リーヴ・コリンズ(Reeve Collins)氏は、既存のステーブルコインモデルに構造的な欠陥があると指摘し、これを補完する次世代プロトコル「STBL」を構築中だと、ファイナンススピード(FinanceFeed)のインタビューで明らかにした。
現在のテザーのビジネスモデルは、ユーザーのドルを受け取り、3〜4%の利回りを持つ米国債に投資し、そこから生じるすべての利子収益を発行者が独占する構造である。ユーザーはグローバルな資金移動の利便性のみを得るだけで、システムに拘束された資金の価値還元は一切受けていないと説明した。
コリンズ氏が開発中の新しいプロトコル「STBL」は、資産を「決済用トークン」と「利子収益型トークン」に分離するデュアルトークン構造を採用している。これにより、ユーザーは資金をロックアップすることなく自由に送金・決済に利用できると同時に、リアルタイムで利子収益を得ることが可能になる。
さらに、国債中心の既存の担保から脱却し、ハミルトン・レーン(Hamilton Lane)のスコープ・ファンド(SCOPE Fund)(目標利回り7〜8%)と国債を組み合わせることで、ユーザーおよび発行者に対し、年間約5%の制度化されたRWAベースの利回りを直接還元する計画である。
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