BTC、新たなサイクル転換の兆候か
2026.08.21 10:30
リアルビジョン(Real Vision)の暗号資産市場アナリスト、ジェイミー・クーツ(Jamie Coutts)氏は、BTCの上昇は単なる反発ではなく、新たなサイクルの転換点である可能性があるとの見方を示した。
同氏は、BTC/USDの日足ベースで従来の下降トレンドラインを上抜けたと説明した。特に、構造的にボラティリティが低下している点を織り込んで今回の上昇幅を調整すると、この2日間の値動きは2018年以降で5番目に強い水準になるとした。2018年と2019年の主要な底値局面でも、ボラティリティの大幅な低下後に力強い上昇が見られた経緯があるという。当時は上昇率そのものは大きかったものの、ボラティリティ調整後の上昇の強さは今回を下回っていたと述べた。
また、過去の急激な値動きの事例を分析すると、30日後、90日後、180日後の時点でBTCが上昇していた比率はいずれも70%を超え、通常の期間と比べてリターン中央値も高かったと説明した。
さらに、マクロ環境も注目点だと指摘した。米財務省が長期国債の買い入れ措置を発表して以降、BTCは今後の流動性拡大の可能性を先取りして織り込み始めたとの見方を示した。短期的には8万ドル台前半の厚い売り圧力が上値を抑える可能性があるものの、重要なのはBTCが再びグローバル流動性の方向性を先行して反映する資産として動き始めた点だと強調した。その上で、今回の急騰は単なるテクニカルな反発ではなく、中長期のサイクル転換を示すシグナルだと述べた。
最初のコメントを残してください
コメントを残すにはログインが必要です
ログイン