グレイスケール、BTCをドル価値下落の防衛資産と分析
2026.08.28 04:53
グレイスケール(Grayscale)は、ビットコイン(BTC)がナスダックのハイテク株との連動性を弱め、金により近い値動きを示し始めたと分析した。投資家がBTCの希少性と価値保存機能に改めて注目し、資産としての性格に変化が表れているためだ。
同社は、過去1年間のBTCについて、人工知能(AI)ブームに伴うリスク資産高の中で、通貨価値の下落を防ぐ資産というより、ボラティリティの高いリスク資産に近い動きを見せていたと説明した。
その上で、BTCとナスダック100の90日相関は60%超から約33%まで低下した一方、金との相関は年初の0%をやや上回る水準から50%超まで上昇したと指摘した。背景には米国の財政環境の悪化があるとの見方を示した。
米連邦政府債務はこのほど40兆ドル(約5,880兆円)を超え、長期国債も過去1年間で大幅な下落を記録した。高水準の財政赤字と債務拡大、長期金利の上昇が続く中、法定通貨の価値下落リスクを防ぐ資産への関心が再び高まっていると分析した。
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